歌詞になれたらいいのに

                                       ・・・・ と思う詩に曲をつけていきます

彷徨

    年の終わりにⅡ  

                     曲:唄 すなふきん7   


   少し遅れ気味のバスを一人待つ

   思い起こせばつい昨日のような

   わずらわしささえとても懐かしく

   昔の自分に苦笑いする


   寒さなんてちっとも感じない

   今年の冬は とても優しいようだ

   飲みすぎた酒のせいかも知れない

   明日はきっとつらくなるだろう


   笑顔で道行く人が通り過ぎても

   風に撒かれた紙屑はもう汚れちまった



   やけに寂しそうな痩せた野良犬

   子供達の投げる石におびえ

   すべてに疲れたような瞳で

   どこへ行くのか何を思うのか


   電話ボックスの曇りガラスに映る

   丁度去年の古い映画のポスター

   雨にさらされ風に引き裂かれて

   一人の男が虚しく映るだけ


   逃げ場を失った悲しみに

   こんな所で出会うとは思わなかった

テーマ:作詞・作曲 - ジャンル:音楽

  1. 2013/12/28(土) 16:00:33|
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